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私が一種のデザイナーをしているルーツ。

私が今の仕事に就こうと思ったそのルーツは小学生の時。

人と交わることが異常に苦手で苦痛で、
当時、人と交わることが「できない」というより「しない」で。

小学生の頃、とあるきっかけで私は「いらない子供なんだ」
「私が生きているとだめなんだ。私がいるとみんなが嫌な思いをするのだな。」と自分のことを認識するようになって。小学生の頃から人間不信気味で。人嫌いだった。
人の私に対する「接し方」でどんどん私は歪んだ世界に身を投じていたように思う。
そのくせ「わたし」を認めてもらいたくて、社会の輪に入りたくて。
その延長線で、自己表現の場を平面の世界に求めていったんだ。

中学生の時、本気でアーティストになりたいと思っていた。
「オブジジェやイラストで自己表現をするのだ」と。
でもそんな才能がないことはすぐにわかった。
「天性」。こればっかりは努力で手に入らないものもある。

高校生になった時、周りはみんな変わっていった。
お化粧したり、彼氏ができたり、みんなで旅行に行ったり。
私はその中に入れなかった。幼い頃の「人間不信」は「人間恐怖症」(ちょっと大げさだね…あはは…)に変わっていて、人とコミュニケーションをとることがすごく怖くてたまらなかった。その反面、なんとかして輪の中に入ろうともがいていたように思う。

この頃、私の「自己表現」したい願望が
「人と交わりたい」願望に変わっていったのだと思う。

会話を交わすことが苦手だった私は、
平面の世界を通じで人と交わることができないかを探っていた。

案外、みじかにそれがあったんだ。

DTPデザイナー、エディトリアルデザイナー、
グラフィックデザイナー。

そうして私は仕事に就いた。


続きはまた今度記すことにします。
by machi_p | 2005-02-02 20:38 | *お仕事
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